「チョウチンアンコウ」は、シンプルな要素の組み合わせの中に、いろいろな思想が詰まっている作品です。分裂したアメリカの今、焦点のズレたメディア論争、戦い返す術を知らない国民、無意識に矛先をむけられる人種間の溝。情報の海で溺れながら、夜の街で窒息しかけながらも、なんとか選択をしながら生きている人々の姿を、ダンスとカメラで表現しました。
関係ないかもですけど、朝焼けのドライレイクは、なにものにも代え難いスケール感があります。連れて行くんでぜひ。